なもなきブログ

オチも結論もない自己満の自分語りです。(まあブログってそんなもんだよね)要するに読む価値無しってこと!

8/13の朝の夢

久しぶりに印象に残る夢を見た。
8月13日の朝。

私はブレザーの制服を着用し焦っていた。実家の玄関にたっている。学校に行かなくてはならない。遅刻をしてはだめ。今日は雨が降っている。自転車に乗らなくてはいけない。雨合羽が見つからない。濡れるのは億劫だな。学校に着くまでにどの道を通るんだったか。学校に着くのにどのくらいの時間が必要か。今何時。学校に持っていくものがなんだか分からない。黒い学生鞄。書類を持っていかなくてはならない。忘れ物をしてはいけない。自転車に乗って学校にいかなくてはいけない。私はどうして学校に行かなくてはならないのか。小学校も中学校も高校も卒業したような気がする。朝ごはんは食べたのかわからない。急がないといけない。家族の声がするけどどうして車で送ってくれないのか。どうして既に仕事に行っている時間のはずなのに家にいるのか。

長期休み明けの学校は賑やかだった。みんな楽しそうですね。机をくっつけて終わったー!と叫ぶ集団がいる。紙類が散らばっている。久しぶりに学校に来た。夏なのか冬なのか分からない。教室の中暗い。スマホを見ると母からメッセージが届いている。
「今日は父が末に引っ越す京都に物件を探しに行っています。書類の提出と、友達と悔いなくお別れをしておいてね。」
私は初めて自分が引っ越すことを知った。私は妙に納得してしまった。やっぱり転校することになるのか。いやだなぁ。3年生なのに転校したくない。なんで今まで私に教えてくれなかったんだろう。京都に引っ越す。みんなに言わないと。みんなになんて言えばいいのか。誰に何をいえばいいのか。書類って何。
お昼はお弁当を食べなくてはいけない。お昼の時間にみんなで集まると思う。お昼の時間にみんなに言おうか。今日のお昼はなんだろう。今日はお昼の時間まで学校あったかな。誰と誰と誰に言うべきか。ここどこだろう。中学と高校混ぜたみたいな顔ぶれ。もう何年もあってない友達だった人がいる。普通に話している。先生来ないな。

体育館に並べられた椅子に座っている。いつの間にか私は着替えている。白い水干服を着ている。胸には自分のフルネームと他の文字が金色の糸で刺繍してある。みんな色々な服を着て椅子に座っている。先生が私に言ったこと。
「その服は一生物だから大事にするんだよ。これはあなたの親御さんからだよ。」
卒業証書のようなものを渡される。手紙のような長文が書いてある。私のこれまでの生活に対する評価が書いてある。私を評価している。私は優しい。家で飼っている鳥のことが書いてある。それを読んで水干服を見る。ちゃんと私の分のものを作ってくれていたのだなぁと思う。これいくらぐらいなんだろう。お金の無駄。晴れ姿になるのは嫌いだけど妙に嬉しく思う。泣きそうなくらいに嬉しい。泣きそうなくらい妙に寂しいと思います。

家に帰ってきたら誰もいない1Kだった。一軒家にそぐわない1Kの間取り。レースカーテンが掛かった窓から外の光が明るい。朝ご飯の支度をしなくてはならない。誰もいない。食事を用意しなくてはいけない。何をしたらいいのか分からない。1人で布団の上に静かに仰向けになっている。起きなくてはいけない。もう母が起きて朝ごはんの用意をしている。そろそろ起こされるかもしれない。起きなくては。そろそろ私を起こしに来る。そろそろ私を下の階から呼ぶ。起きて。今日はなんの日だっけ。今日は何曜日。今日は土曜日。出かける予定はあるか。出かける予定を。出かけたい。外が明るい。いい天気。静か。狭い部屋の中にいる。エアコンと換気扇の稼働音。誰かがいる気配がしない。起きたら散らかった部屋に私以外誰もいなかった。

どうにも頭がこんがらがり、夢の出来事を半分本気で信じかけた。やっと冷静になってきたが、まだ頭の中に今朝の夢が生き吹く。
妙に孤独感に焦燥し、私は考えることを辞められず、そのまま2時間布団の上で動くことが出来ず、喉が乾き、喉が痛く、机の上のコップの中のお茶を飲み、また考え事をした。家に帰りたい。もう少し自由な生活を送りたい。今日は金曜日だっけ。今日やることはなんだっけ。期末のレポートがまだ残っている。やらなくてはならない事がまだある。つかれた。夢は夢。先程の出来事は全て夢であり現実とは無関係です。私は京都に引っ越すことなどありません。ここのところお店の店員以外の生身の人間と話してない。友達元気かな。今日はいい天気。洗濯しないと。ご飯は食べるのが面倒くさい。果物くらいは食べないと。今日は何日。今日は何をしたらいいのか。11時になったら起きよう。今夜も眠れない。