なもなきブログ

オチも結論もない自己満の自分語りです。(まあブログってそんなもんだよね)要するに読む価値無しってこと!

ゆく年くる年全裸桃ゐ雅美

 このブログは新刊「Vita Sexuaris」のことについてめっちゃ書きます。ネタバレも隙自語もあります。よろしくプリーズ♡
 あと読み返してないから多分めっちゃ誤字脱字があ〜る♡

 さてさて、先日はサンフリオンリーお疲れ様でございました。予想以上に盛り上がっていましたね。私は自分のスペースから本部の行列を眺めて変な笑いが出ました。すごかったですね。
 まだまだ先の話と思っていたのに、今年最後の目玉イベントが終わってしまって私は少し腑抜けています。しばらく楽しみなことがないからどうやって過ごせばいいのか分かりません。まあ、原稿をするんですけど。

 そんなわけで皆様、イベント後の余韻も待たずになんですが、新刊「Vita Sexuaris」(読み方はヴィータ・セクサリス)はお楽しみいただけましたでしょうか?まだの人は落ち着いてシコれるときに読んでいただいて。
 8月新刊について語るブログで書いたことですが、ついに私は全裸になってしまいましたよ。まぁ全裸っつっても心の話だから、なんつーかこう、心がまる出し状態みたいな意味なんだけど、丸出しのソレが今ほっとしています。
 正真正銘、どこ開いてもなんかしらエロい本です。フルカラーの。描くのは大変楽しかったですよ、描くのは。ただし色塗りテメーはダメだ。もう、もうっ……一生フルカラーのスケベブックなんて作りません……!!親を人質に取られたら嫌々作りますが……。
 フルカラーの絵本3冊作った(原稿始めた当時)私に死角はないと思ってたんですけどね。刺客がいたってわけです。普段はモノクロで描いてるわけですから、いつもなら気にかけない点を気にしなくてはならなかったり、モノクロでの誤魔化し方とカラーでの誤魔化し方は全然別であったり。それから絵本と漫画では絵の描き方自体が違うので、印刷した時の仕上がりに対する理解が及んでいなかったなとも思います。なんだか自分がこんなに未熟だったとは……などと、少しショックを受けてしまったり。できあがった今はもう喉元過ぎて熱さを少し忘れかけてるんですけどね。なにはともあれ、最初に考え浮かんだ通りのフルカラーえっちブックを作れたことは大変嬉しいです。自分の限界を超えていけ。

 じゃあまずは表紙の話をしましょうか。こちらの表紙の絵のラフは、前作UtoとMahoの脱稿直後に作ってました。8月の上旬くらい?だったかと思います。奥付にもある通り「セックス中にファンサしてくれるサンフリ」なんですけど、えっとつまり……どういうこと?わかりません……。私は2人のなんやねん。
 実は部分的にドット絵にしてノスタルジーな感じにしようかなって思ってたりしたんですけど、加工がどうしても上手くいかずに断念しました。最初はノイズバリバリさせる気も全然なかったんです。だってそんなことしたら読者が警戒しちゃうから。でもなんでこういうふうにしたかと言うと、覚えてません。
 表紙だけ見ればそんなに気にならない程度に抑えたつもりですけどどうでしょう?左側の方はノイズ部分の白押えを意図的に省いてみたり、サンプル画像で珍しく裏表紙側を見せなかったり、読者を欺く魂胆がみえみえ過ぎるかしら。だってインパクトあるものお出ししたいも〜ん……読者の情緒をおもちゃだと思っていてごっごめん。
 会場でブラクラ裏表紙見て絶句した方がいたの良すぎました。そういう方、大変愛おしいですね。
 それからね、ギラギラの紙!これね!最高ですね。私の心は永遠に女児でございますので、キラッキラしたものに弱いんですよ。定期的にセボンスター買ってますからね。えっへっへ。想像の500倍くらいギラついてて、これ夜見たら目潰れるかもと思いました。
 ロゴ部分疑似箔押し的なことをしたかったのと、アダルトマークをPCソフトのレーディングシールみたいにしたかったんです。結果的にスゲーことになっててワロタ。白押えのデータを作るのは大変でしたが何事も経験というわけです。
 ああそうそう、おそらく紙の特性だと思うのですが、印刷面の擦れが発生しやすいようです。ちょっと印刷が禿げてる部分があったら仕様として悪しからずご了承ください😵試しに爪でカリカリしてみたけどPPの上からは落ちたりしないっぽいので安心してよさそうですよ。

 中身の話しましょうか。今回の新刊の本文はコンピュータの画面上で起こっていること、ですね。遊び紙のトレペ印刷は以前参加させていただいたUT&FELLの下着クロスオーバー合同「チュチュアンダー」で見た時に、へぇこんなこともできるのね、と思い私も使ってみることにしました。最近人様の同人誌をそういう勉強の目で見てしまうのは、何とも切なさがあります。
 それは置いておいて。クッソだせぇ中表紙の大理石背景は古のクソダサインターネットの個人サイトとかにありがちですよね。(ド偏見)
 えーっと、"ANALYSIS LOG"は"解析ログ"……食ってます色々作品を……。遊び心で身内の本の題名入れようかな?って思ったけど無許可でやって怒られるの怖いし、かといって事情説明したら本の内容バレるしってことで断念。1番上にある"UNDERTALE"以外は全部私が発行した本の題名と、架空のサンフリイラストログですよ。
 えー、それから下の方にある英文ですね。これはMEMZっていうコンピュータウイルスを展開した時に表示されるテキストをウイルス名だけ差し替えてまんまパクリました。"このコンピュータはウイルスに感染したからもう助かららないよ、だからできるだけ長く使ってあげてね"的なことが書いてあるそうてますよ。この顔文字もマジであるんですよね。
 MEMZってなんぞや?という人はこの動画とか見たらどうでしょう。
https://youtu.be/MwZXFXUT1c8?si=tNzu8kDAuFc-HSn_

 今回の本、作品ごとに一応絵柄というか描き方を若干寄せた作家さんがいます。(無許可)どれが誰に寄せたか分かったらすごい。ギリギリバレても怒られなさそうな身内から選出しました。「あれ……なんか描きた方寄せられてない……?」って思ったら、それは気のせいじゃないかも。スンマソン。
 それから1話目の後にあるTwitter(あっ、今はXか笑)は、まあフォントとか絵文字見たらわかると思うんですけど架空の画面です。でもIDはほんとにあるアカウントで、検索すると私が今引きこもってる鍵垢が出てきますよ。見に来てもいいけどフォローリクエストはしないでね!
 ばーっと飛んでブルスク画面のページ、パソコン壊れちゃった。これぞブルスク落ちってワケ。このオチは普段パソコンをよく使う人じゃないとなかなか怖さというかつらさというかが伝わらないかしら……。普段私が原稿をするノーパソちゃんはよくブルスク落ちします。この原稿中にも10回は落ちました。えーん。(あと一応ドキドキ文芸部のモニカの詩読んだ時の演出オマージュでもあります)
 つまり今回、サンフリにとってはハッピーエンドでもバッドエンドでもないですが、パソコンの持ち主(あーし)にとってはパソコンぶっ壊れてバッドエンドですね。ウケる。
 QRコードとURLは私のwave boxのやつです。感想お待ちしております。(ぇ)
https://wavebox.me/wave/aztt0l2l7pjygz5h/

停止コードは"32"="サンフリ"、"h"="えっち"、"3295"="しろ"(ポケベル)、というわけで"サンフリえっちしろ"って描いてあります。サンフリえっちしろ😡
 で、あとがきです。Wan Dogです。元ネタはNyan Catです。本は右開きだから犬には左に向かって走ってもらいましたが、本来の猫は右に向かって走っていくんですけどね。まあこれについても上で挙げた動画を見ていただいて……。自分で完成品を読んでみた時にサントラを用意して「Dog Song」を掛けながらあとがきを読んでみたらなかなか感慨深かったのでおすすめです。
 ってのがこの本の小ネタ的な要素です。えっと、すけべについて語ってもよろしいか?
 よかろう。

①ウヒョ〜〜〜!2年振りの青姦だ〜〜!!雪の中て。しかも野外露出で。いいんだよなんかちょっと何も考えてなさそうなところがAIぽいやろ。いいんだよ、それで。なんかちょっと不穏な感じにしたかったけど蛇足だったかなあ。サンフリは自分ら以外誰もいない世界でずっとえっちしてなね。
 性癖ポイントは最後の雪の上にマーキング、です。おしっこさせても良かったんですけどね、カラーだとちょっと表現がエロより下品寄りになっちゃうからね。あと私にそれを描きあげるスキルがない。ほんとはグリルビーズの壁に掛けたかったけど、どう考えても飛距離に無理があるなと思ってやめました。
 あとコンドーム自販機、近所にあるやつに取材しに行こうと思ってたけど人通りの多いところにあるから結局写真を撮りにすら行けず。変なところチキンなんだよな、こんなすけべ描いてるくせに。

②イヌッス&イヌッサ戦のこうどうにある"またクンクン"ってこういうことだルォ?!初見からずっとこういう意味だと思ってたんですけど。お股クンクンしなサンフリは😡
 正直1番描くのがつらいエピソードでした。全裸の骨なんてもう描きたくないってSPECTACLEの時に言ってたのにね。なんでこんなことになっちゃうのかな?目に焼き付けておきなさい。原稿戦士になるって、そういうことよ。ちなみにいずれSPECTACLE(とWitr)は全部まるっと描き直す予定になっているので、俺と全裸骨の戦いはまだ続きます。クソが。
 そういえば体外式ポルチオ責めも¦)以来2回目でしたね。これってホントにあるんですかね?開発すれば気持ちよくなれる境地に到れるのか……?ホントに……?「行く」と「イク」の言葉遊びみたいなの、もっと描けたらよかったな〜。
 焦らされすぎて泣きながらキレる女の子って可愛いですよね。

③へへーへへへ……。ペニバン付けてる女の子って可愛いですよね!!!!!という気持ちが大爆発しました。読んでて多分わかったと思いますけどこのペニバンのエピソードと、次の女性優位のエピソードは気合いの入り方が意味わからんほどカンストしています。ウケる。
 ペニバンつけてても突かれちゃう、作り物なのになんだか感じちゃいそうになる女の子。ロマンだぜぇ……。この性癖はむかーし……兄の部屋で読んじゃったエロ本のせいです。作家さんも作品名も覚えてないけど。兄よ……。
 なんでサンフリがこんなプレイをする運びになったのかは知らんけど、このサンズはペニバンつけたフリちゃんを最高に可愛く思ってます。絶対そう。愛が深いから。
 無いちんちんでシコりなさい、フリスクちゃん。

④だってメルマガがあんな不意打ちするから悪いんです!!!!!!!!だって!!!!!!可愛いんだもん……。公式があんなドット絵出すのが悪い。メルマガ時点で線画は全部終わってたんですけど、フリちゃんの衣装だけ描き直しました。ちなみに書き直す前は謎のスケスケベビードールを着用していました。その時のスクショとかは残ってません。まあ、いつか出るであろうチュチュアンダー2で描くネタと被る心配が無くなったということにしておきましょう。良かったネ!(いつかを永遠に待ってます)
 鉄は熱いうちにぶちのめしましょうね。可愛い女帝に可愛がられたいという気持ちだけが俺をこうさせたんや。あんな可愛いフリちゃんにすっごく優しく虐められたいし調教されたいやろがい……。サンズが。
 この本のこのエピソードのためだけにサンズ受けのエロ本を買ってサンズのトロ顔イキ顔めっちゃ研究しました。でも買った本がモブレ物だったので快楽全振りを学ぶにはちょっと教材間違えました。でも良いエロ本だったのでOKです!これにより私は今まで避けてきたモブサンのエロが読めるようになりました。私の性癖は何を目指しているのかな?
 ところでローションガーゼって射精するのはほぼ無理らしいですよ。亀頭だけの刺激だと無理らしいです、竿も刺激しないと。というわけでのメスイキです。アーッハッハッハッ!楽しい。相手を従わせるのに相手の体液を飲むのってかなり効くらしいですよ。知らんけど。1番気合入ってるけど1番人を選ぶエピソードかもしれないですね。
 あとこのエピソードの汁は素材を使わないで全部手描きしました。無駄に時間がかかりました。あと入稿直前に日寄ってガーゼ越しのちんちんの色と輪郭をぼかしました。ドンマイ。

⑤アガルマトフィア(偶像性愛)とは=人形や彫刻への性的嗜好とのこと、ピグマリオンコンプレックスとも言うそうです。ちんぽつけたサンズぬい描きながら自分が何してんのかすごく正気を疑いました。でもこういうの大好きなんだもんな。仕方あるめぇよ。てか正気とか無いし。
 テクスチャ乗せてで質感こだわってみたけど印刷したら潰れちゃった……😞
 小さなフィギュアを口に含んで性行為に及ぶっていうのもめちゃめちゃ性癖。すごく、こう、許されない感じがしていいですよね。……わかんなかったらわかんなくていいですよ。
 この2ページのせいで「これは誰向けの何……?俺向けだけど……俺向けの…………何…………?」と幾度となく自問自答することにりました。でも性癖だからいいの。異常性癖でも……。

⑥どきどき☆こっそりパジャマセックスの巻
 これも〜〜!周年の例のTシャツのせいです💢💢あれが出される前は2人ともいつものコスチュームだったんです💢💢下描きで頑張って描いた骨盤が全部ガウンで隠れました💢💢でもエッチなのでOKです。
 この2ページは友達が色塗りを全部やってくれました😭神様というほかありません。友達がこれを塗ってくれたことにより私は予定通りの締切に間に合いました。神さま仏さまそらい様です。本当にありがとう。
 心の中の設定では、2人はあのTシャツの絵のパーティーから抜け出して洗面所でエッチしてます。やらし〜😁っていう裏設定が最初の通りのコスチュームだったら設定できなかったからよかったね、ほんと、あのTシャツ絵が投下されて。で、声我慢しろっつってんのに喋ろうとしてエラー起こしてフリーズしちゃったってわけなんですね。このAIよわよわかよ。ざぁこざぁこ♡

 ……と。これまでに描けなかった、ただただエロいだけの本を描くのが今回の本のレギュレーションでしたとさ。めでえっちめでえっち。珍しく今回はイメソンがありません。……強いて言えばもぺもぺ?あと森鴎外の「ヰタ・セクスアリス」も関係ありそうでないです。読んだことないですからね。
 導入とかを全部省いて描きたいところだけ描いたって感じですかね。今までで1番フリーダム!バーニング!ある意味同人誌らしい同人誌ではないでしょうか。(個人の意見です)
 見たか界隈……サンフリのエロ本を1番エロく表現できるのは……オレだっ!(速水桃ゐ雅美)と常に心の中でPRIDEしながら描いてました。まあそれはそれとして普通に仁科神作家ヅキのエロ本読んで「はうぁっ……!」ってなってバーニングソードブレイカーでPRIDE真っ二つにされてますけどね。あはは〜。でもこれじゃOverTheRainbowは結成できないですね。このネタが伝わらない人はプリティーリズム・レインボーライブとキングオブプリズムを見てください。あとついでに現在上映中のポールプリンセス!!も見た方がいいと思います。
 なんだっけ、まあ新刊についてはこんな感じで。

 ぼんやりとぼんやりと、考えれば考えるほど、あ〜〜〜……終わっちゃったなぁ。という気持ちになります。5月くらいからずっと、自分の活動とか周りの人のこととか、そもそも自分が描いてる作品のふたりがちゃんとサンフリなのかとか私自身がサンフリをちゃんと好きなのか否かとか。自信がなくなってしまったり、色々と考えてしまったりして体調を崩したりしました。一時はサンフリオンリーに出るのはやめちゃおうかな、などと思っていたのですが。
 でもやっぱり私は描かずに居られなかったし、思いついたお話の中のふたりをそのままにしておくこともできなかったのでした。こんなジャンルははじめてですよ。ゲームの内容のせいなのか、サンフリのお話が頭に浮かんでそれが私の中で大きくなってしまったら、そのお話のふたりを宙ぶらりんにしてどこにも行けなくさせてしまうのがどうしても嫌でたまらないのです。お話の大筋が思いついたからには、ふたりをゴール(私の場合はお話を描ききって本にすること)まで連れて行ってあげる責任が自分にはあるって思ってしまうんですよ。ハッピーエンドとかバッドエンドとかそういうのはまた別の話で。こんな気持ちにさせるキャラクターは、後にも先にもふたりだけです。
 私が描く漫画の内容は多くの人にはちょっと受け入れ難いものなのかもしれないし、そもそも年齢制限のある作品が多いからその分手に取れる人が少なくなってしまうし。そんなんでも私の作る本を楽しみにしてくれて手に取ってくれる方が居るってことのありがたさとか、恵まれているなということとか、最近は特にすごく身に染みます。

 今回のオンリーでは私の本を除いて7冊のサンフリえっちブックの新刊が世に放たれました、本当にどれも素晴らしくて。(えっちコミックブックだけ先に全部読んだ)(えっちノベルブックも早く読みたい)どれも私では作れない本で嬉しくもあり悔しくもあり。でも逆を言えばそんな素晴らしいえっちブックを作る方々でも、きっと私が作る本は作れないんですよね。
 あとやっぱり、サンフリ好きだなって改めて思いました。なんだか当たり前すぎることを再確認しただけに過ぎないのですが、参加出来て良かったです。まだ読んでない残りの戦利品は読む元気が出てから読みますけどね。

 来月の大阪のイベントにて行われる投票、有志の方がサンフリへの票を預かって下さっています。微力ながら今まで保管していた新刊カードを8枚?確かそのくらいです、託しました。滞りなく投票が行われて、日程スライドなどがされなければまた来年の12月に2度目の「骨の髄まで愛してるッ!」が開催されるでしょう。
 願わくば、またそのイベントの末席に加わることができたらと思います。その時までどうにかペンを動かして。

 ともあれ、とりあえず次回、5月は5日、超きみの選択。2024にて再録集を引っさげて参加の予定でございます。描き下ろしの原稿は間に合うかな?兎にも角にもクレカの支払いのことを考えつつ先に申し込みをしなくてはなりませんね。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。そして良いえっちサンフリライフも送りましょうね。