One Loveの表紙の話

　新刊｢One Love｣の表紙についての裏話です。
　収録作品のネタバレがあります、まだ読んでない人は気をつけてね。

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　こんばんは、ウーピー・ゴールドバーグです。嘘です。桃ゐ雅美マンです。つまらないことはやめよう。

　イベントから早くも1週間経ちました。私はもう次の本の締切が1ヶ月切ってて吐きそうです。こんなブログ書いてる場合じゃない。(あたりまえ体操)

　ありがたいことに新刊｢One Love｣を読んで泣いたり泣きそうになったりエモくなったりした方が呟いてくれていて、とても嬉しいです。私の本でめちゃくちゃになっている人々は愛おしいです。ありがとうございます。
　さて、今回のブログではその｢One Love｣の表紙の裏話を書いていこうかなと思います。というのも今回の表紙、とてもお気に入りで没案なども見返していたらとても人に自慢したくなったのでどうか付き合って頂きたい。そういうわけです。

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　今回の表紙のデザインはデザイナーである姉の えるとさん(Twitter @EltsacRia)に依頼しました。普段はぼんじりさんという可愛い鳥のキャラクターを描いています。使いやすくて可愛いLINEスタンプはこちら。

[ぼんじりさんスタンプ]
https://line.me/S/sticker/1073371/?lang=ja&utm_source=gnsh_stickerDetail

　表紙デザインの依頼を打診したのは5月のきみ選の前くらい。二つ返事で快諾して頂きました。サンキューアッネ！
　今までの本(witrとSPE)でもアドバイスしてもらったり色々直してもらったりしましたがガッツリデザインをお願いするのは初めて。

　最初に渡したラフ絵がこれ

　あと表紙のイメージと作品のテーマとか。

　砂時計にたくさんのフリスクと幸せになったサンフリ……。ボツになりました。
　何故かと言うと好きな作家さんの昔の作品に寄っちゃったから。書いた直後から自分で気になっちゃったので早々にだめだこりゃとなったのでした。よくよく考えたらフリスクだけいっぱいいるのなんかアレだし。(周りの塵が全部サンズだとしても)もうなんか本のコンセプトに合わないし。ダメだダメだダメだ！さようなら。

　次に渡したラフがこれ。

　結果的にこれになりました。当初は表紙はピンク系にしたくてピンクくしたいと希望しました。私はピンクが好きなので…。あと表紙の紙もキラキラ系の紙にするつもりだった。

　そしてそれに対するアンサー。

　天才かな？(天才だね。)
　最初のラフを渡した時に本文のネームもpdfで全部渡してたので、えるとマンはこの時点で本の内容全部知ってます。
　ちゃんと目を通して考えてデザインを考えてくれたことにまず私は感無量でした。

　それからドット絵ね。ゲームの世界観に合いすぎてて本当、天才かと思った。お花ドーン←これも天才。

　ちなみに作中で意味を持って出てくる花はマーガレット・白カーネーション・かすみ草。白ばっかり！そのため白い花を映えさせるために2人の色はしっかり塗ることにしました。

あとおたクラブさんが急に箔押しを実装したもんだからこんなこともあったね。

　使わなかったけど。

　嬉しくなってしまった桃ゐマン、ここで裏表紙にこんな絵を載せたらどうかとラフをこさえてやってくる。

これを

こうして

こうじゃ。

　Twitterでこの砂時計のモチーフわかる？って聞いてわかって貰えて嬉しかった。(回廊の柱だよ。)物としての整合性とか知らん。エモければヨシ！👉ﾖｼ

　そして出来上がった表紙裏表紙がこちら。

　最高〜！

　結果的に青くなったのはえるとマンからの｢お話が全体的にしっとりしてるし海の話とかあるから青の方が良いやで｣に対し私が｢わかった！｣と言ってそうなりました。完全にわかりを得た。わかり桃ゐマン。
　しっとりに合わせて表紙の紙もベルベットPPでベルベルしました。手触りはぬっとり。

　ドット絵は各話モチーフを姉が描いてくれたものです。是非作品と照らし合わせてじっくり見て頂きたい。チョイスが秀逸。

｢ドット絵の難しさを痛感する昨今｣(姉談)

　それから口絵もやってもらいました。

　おねーちゃん………つよつよ。(桃ゐマンは嵐のライブ見てんな)

　自分がエモ系の本作るなんてゆめゆめ思わなかったのですが(桃色ネクターはエロ漫画サークルなので。)この度は姉を初めとした色んな方にご協力いただき形にすることができました。

　こちらの本読んで良かったなぁと思った方は是非、こう、ね？おすすめ文なんかと一緒に、アリスブックスのURLを、さ。共有ぅ……して頂いたり、、、ですねぇ……。あぁ〜……固定ツイートにね、あるんで、通販URLが……ですね。そちらをぉ〜・・・RTして頂いたり・・・して頂けるとぉ・・・はい。

One Love - 桃色ネクター | 同人誌通販のアリスブックス https://alice-books.com/item/show/9924-4

これでこのお話は終わり！
ありがとうございました。

〆