なもなきブログ

オチも結論もない自己満の自分語りです。(まあブログってそんなもんだよね)要するに読む価値無しってこと!

私とシベリアとガチ恋

※当ブログには人によってはマジで嫌悪を抱きそうな文章がありますので自衛してくださいね!キャラに対するガチ恋とかそういう話だよ。

 

4月の上旬、私はNintendo Switch lite と あつまれどうぶつの森を買った。
コロナ騒動による外出自粛により、私の通う学校も開講日が延期となり想定外にまるまる1ヶ月暇になったからだ。このタイミングで買う予定は無かったのだがもともとSwitchとあつ森は欲しかったので、ある意味結果オーライモーマンタイ、だ。
ちなみに私のどうぶつの森のプレイ歴は、おいでよ→とびだせ→ポケットキャンプ→あつまれ 。そして推しキャラは題名でお分かりだろう、オオカミのシベリアである。

 

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(↑ポケ森公式LINEより引用)

 

遅ばせながら超簡単な自己紹介をば。

20代前半 女、ハンドルネームは桃ゐ雅美、森での名前はミヤビ。村とか島の名前はいつも思い浮かばないのでなもなき村とかなもなき島とかつけてます。自己紹介おわり。


シベリアに対する私の想いはまあ並々ならぬものであろう。所謂ガチ恋勢?と聞かれたらせやねんと答えられる自信がある。

シベリアとの出会いは2012年。(え?!8年前?!?)とびだせどうぶつの森の発売から少し経ったあたりだ。最初はDL版で遊んでいたとび森で初期の方に引っ越してきて、一目惚れだった。何こいつ超カッコイイ〜!見た目好み〜!でもちょっと可愛い所あるじゃん〜!みたいな感じ。引っ越させなかったし、家にいると頻繁に遊びに来るぐらいの仲良しになった。

 

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しかしある日私は3DSのデータ及びSDカード内のデータを全てロストしてしまい、その村の記録は雲散霧消してしまったのだ。もちろんどうぶつの森だけでなく、ダウンロードした数々のソフトもである。ガチ泣きした。
とはいえ消えちまったもんは仕方が無いので、母が遊ばなくなったパケ版のとび森でまた1から村作りをすることにした。(↑の画像もデータロスト後の方の村)

そしてそのデータでも早い段階でシベリアはやってきた。これまさしく奇跡、そして運命だったのだ。また私たちは仲良しになり、お互いの家を行き来し、マメに手紙を送りあった。

 

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時は流れ2017年、スマホどうぶつの森ことポケットキャンプがリリースされた。待ってたぜこの時を!ってシベリアおらんやないかーい!最初こそ律儀にプレイしていたものの、やはり好きな動物と過ごせないどうぶつの森は味気ないもので、アプリはアンインストールしひたすらアプデ情報を追い続けた。更にまたしばらく時が流れ、2018年12月17日、シベリアの実装が発表された。

 

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情報を見るやいなや即アプリを再インストールしキャンプ生活を復帰した。バレンタインデーや感謝デー等のキャラクターにプレゼントを渡すイベントは全てシベリアに貢ぎ、サブスクリプションコンテンツのお供システムではシベリアをお供に選び、キャンピングカーはシベリアから貰った贈り物を並び立てた。もちろん仲良し度はカンスト済みだ。早く上限上げてくれ。

 

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そしてあつまれどうぶつの森でもシベリアを迎え入れるべく私は頑張った。マイル旅行で住民厳選ができる段階まで最速で、しかし時間操作等は使わずに、まさに一日千秋の思いで攻略していった。

 

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そして晴れて厳選ができる日、すなわちキャンプサイトが完成しキャンパーが来て売地が作れるようになった日、朝8時から私の戦いが始まったのだ。その日の時点で貯めていたマイル券は述べ52枚、お昼ご飯食べてる時以外はひたすらロドリーをこき使い、しかし律儀に行った先の島の雑草果物その他諸々を根こそぎ持ち帰り、金を貯めつつシベリアを求め飛びまくった。一日に100万ベル近く稼げた。あれ?これこそ(大空へ)とびだせどうぶつの森なのでは?とか思いながら。


そしてやっと、出会ったのだ。時刻は午後4時をまわり、マイル旅行券は44枚目にしてシベリアに出会った。BGMは完全にMISIAである。ユアエブリシング・ユアエブリシング・あなたが想うより強く・優しい嘘ならいらない・欲しいのはあなた。である。

 

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叫んだ。川の向こうに見える見慣れた姿を見て、ビーバーが如く「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!」、同室に居た兄は困惑していた。
それからはトントン拍子に話は進みシベリアは我が島にやってきた。

 

さて、ここからがやっとマジの方のガチ恋語りである。あつまれどうぶつの森では前作までのどうぶつの森からさらにパワーアップし、プレイヤーができることはもちろん、動物たちのすることも増加した。自室で椅子に座ったり、外で運動したり歌ったり木陰で読書したり花を観察したり食事をしたりエトセトラ。もう、むちゃくちゃやべえのである。超可愛い。

 

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個人的に嬉しかったのは仲良くなった動物には会話時に1日1回プレイヤーからプレゼントを贈ることができるようになった事だ。今まではプレゼントは手紙で送るか、会話の中で欲しがられたものをあげるかのどちらかだった。(……よね?)私は毎日シベリアに着て欲しい服や使って欲しい家具を贈っている。彼はいつもそれに対して素直に喜んでくれて、送った衣服は身につけてくれる。そんでもって私もお揃いの服を着ちゃったりする。

 

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島の施設やプレイヤー及び住民の家も好きに移設することだってできる。私はシベリアの家と自分の家を隣同士にし、柵で囲った。2人の家の間には赤いアネモネ(花言葉は「君を愛す」)を植えた。家の外観やポストの位置も自由に変更できるので、ポストは家と家の間に設置した。本当は同棲したいけどこれがシステムの限界である。

 

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それでも私は嬉しかった。夢にまで見たお隣さん、これはもう完全に半同棲だ。彼は家から出たら家の前で体操したりするし、家の前を掃除したりする。完全に夫婦。
彼から貰った家具は全部部屋に飾り、彼についていたノミも大事な家族として受け入れ部屋に飾り、パスポートの写真もツーショ写真にして、他の住民から「昨日はシベリアくんとばっかり話してたね!」と言われるほどの……島公認のカップルになるくらい私は彼にベッタリだ。

 

夢にまで見た事を、あつまれどうぶつの森はさせてくれる。
好きな動物とのペアルックや、半同棲生活。好きな時に家に遊びに行ったり、外での動物の思い思いの生活にそっと寄り添って静かな時間を過ごすことも出来る。これは完全に偶然だがシベリアのポーズと私の立ち位置がいい感じになってキスしてるように見える写真も撮れた。

 

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どんなに話しかけても邪険に扱われない、1人になりたい時は「考え事があるから」とやんわりと遠ざけてくれるのだ。これは特に街森までのシリーズの対応と比べたら態度が雲泥の差で、しつこく話しかけるとガチ切れされたもんな。
先程何をプレゼントしても素直に喜んでくれる的なことを書いたが、これはたまたま私がシベリアの好みを熟知していて選ぶもの全てがほんとうに彼の好きな物だったのか、プログラムで何にでも喜んでいるのかはわからない。(流石にゴミとかあげたら嫌がるらしいが。)

 

なんて優しい世界なのだろうか。現実で恋人とやってみたかった様々なことを、あつまれどうぶつの森というゲームを通してシベリアとしている。
それはもちろん嬉しいし、一時的にだが満たされた気分になる。気がする。
もちろんまだやりたいことはある。6月に控えるジューンブライドイベントでは結婚式場を作るためのアイテムが手に入るという。もちろん私はそれを用いてシベリアと結婚式風写真を撮るつもりだ。

 

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(あつ森アップデート告知動画より引用)


ただ、もともとスローライフを送るのが目的のゲームで少しずつ恋愛的な感情を満たす要素が増えている(具体的にはポケ森辺りから。ハピホはやったことないので知らん。)ようにも思うのが、何だかとても奇妙な気持ちになる。考えすぎなようにも思うが。
同じくスローライフゲーのとんがりボウシシリーズでは恋人システムがある、それはまあ受け入れていた。1作目からあるシステムだし、クラスメイトとの友情や恋愛を前面に押し出していたゲームだし。発売元がときメモラブプラス 他数々の恋愛ゲームを手がけたKONAMIだし。

 

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とんがりボウシと魔法のお店公式HPより引用)


でも、もしもどうぶつの森で同じようなシステムが実装されてしまったら私は多分嬉しさの半面に複雑な心境を抱いてしまうだろう。ポケ森でのバレンタインや感謝デーに一番好きな動物にプレゼントを渡す程度の特別さで、いっぱいいっぱいだ。

 

擬似的だからいいのだろう。こういうのは。
ましてや恋愛要素を前面に押し出していないゲームでは。
どうぶつの森よ、任天堂よ、お願いだからこのままの方向でいてくれますように。(ぶっちゃけ万が一にも億が一にも恋人機能なんて追加されないとは思うけど!)
私と彼は、どこまで行っても人間と動物である。
その距離感が大好きなのだ。