防護服検討
大学2年の5月、当時学生生活の中で一番仲が良かった子に急に無視されるようになった。その空気感がグループ内の他の子にも徐々に感染していき、グループの中で孤立した時、私は学校に行くことが出来なくなった。
大学の教員たちのすすめで実家に戻り、精神科に通院するようになった。「適応障害」と診断され、結果的に大学を1年休学した。
1年後に社会復帰した時に私の前に立ちはだかった壁があった。
大学1年生の頃の私を知っている人間のいる場所に帰る時、他人からの視線がとても怖く感じたのだ。
今でこそ8割型克服できてきてはいる。2割はそのままだけど。
私は真面目なので当時はその問題を解決するべくあの手この手で問題を克服しようと頑張った。その克服方法を覚え書き程度に残しておこうと思う。
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まず、そもそも私が抱えた問題とはとどのつまりなんぞや?ということを簡潔に書くと……
・知人、他人に関わらず人からの視線がこわい
→大学に近ければ近いほどこわい
なんなら全然知らない高校生とか小学生も
言うまでもないが 知人>他人 でこわい
・顔を突き合わせることに限らず、姿を見られ
ること自体がこわい
→ただ外を歩いてるだけで周りにいる人から
見られているのでは?という不安を感じる
・上記により冷や汗、動悸、息切れがする
→これ意外と困る
(・自分の好きな服が着れなくなった)
( →人に笑われたりバカにされたりという)
( 被害妄想によるもの、困る)
この3点が主な問題である。
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これらを解決するにあたって実践したこと
①下を向いて歩く
まず最初にこれをしました。しましたが、普通に危ない。最悪 人や電柱や壁などにぶつかる。やめた方がいい。
②ツバ付きの帽子をかぶる
割と良かった。私はキャップ帽を2〜3個ほど買ってその時の服に合わせて被ってた。
①との合わせ技でツバで目元を隠してれば結構誤魔化せる。自分の認識を。
但し生地と時期によっては暑くて頭が蒸れるので結構バリエーション買わないと厳しい点もある。
③マスクをつける
これは②との合わせ技で最強になれる。単体だと大した効果なし。
結局は自分の視覚に左右されるもんだなぁと思った。
あと夏場暑い。今でこそ夏でもマスクしてるけど、正直なところつけたくないもんな。
☆お気づきだろうか!①〜③全部まとめて実践すると立派な不審者のできあがり!
④上着を羽織る
姿を見られたくないって言うのは、まあ肌を見られたくないというのも少し入ってたのかなと思う。ちょっとだけ心が楽になった。
なんなら夏でも薄手の長袖パーカーを羽織っている。「紫外線対策なんです〜」とか「肌弱くてあんまり露出したくないんです〜」とか言えば意外とみんな納得する。チョロ。(建前だけど嘘ではないからセーフ!)
⑤メガネを外す
これは「自分が周りを認識したくない時」の対応。ド近眼なのでメガネ外すとマジで誰が誰だかわからん。遠くに苦手な人が見えた時とかに有効な手段。(個人の感想です)
一応当時から担当してくれてるカウンセラーさんの提案で試してみたらなかなか使えた。
やはり視覚が・・・。
⑥日傘をさす
夏はこれが一番いいと思う。涼しいし。日傘さしてる人多いから不審じゃない。めっちゃいい。
〇サングラスをかける
やったことないけど多分有効なんだろうなぁという予想。そのために買おうと思ってるところまでは来てる。でもちゃんとしたグラサン買おうと思うと高いんだよ。
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凡そこんな感じです。件の問題から5年以上経った今はと言うと、まだ昔の事考えると不調を起こすことはあるものの、誰彼構わず怖いと言ったことは無くなってきた。どうにかこうにか。
とは言え上記に挙げたことだけではなく、精神科への通院と常服薬による治療、それから学生カウンセラーさんからの支援とカウンセリングもあっての事なので、これだけでどうにかなったという訳では無いこともご理解頂きたい。
まあ、似たようなことで困っているどこかの誰かの目に留まって、ちょっとだけ役に立てたらいいなぁと思う。
そんな訳でこの話はここで〆ます。
〆