なもなきブログ

オチも結論もない自己満の自分語りです。(まあブログってそんなもんだよね)要するに読む価値無しってこと!

アンテオケコン感想の殴り書きメモ

酷い子!私の心はズタズタよ!

 リトルジャックオーケストラさんのUNDERTALEのコンサート行ってきました。
 運良く(というかもはや根比べにより)チケットを獲得することができまして、2階席は演奏者さんのド正面を捉える良い席でした。ありとあらゆるエラー画面に心を砕かれかけながらもサーバーに攻撃を続けた甲斐が有るというものです。

 という訳で感想メモです、色んなことに対して。ちょっと嫌なことも書いたのでその辺は例のごとく自衛してくださいませ。

 まあ兎にも角にも素晴らしかった……この一言に尽きますね。
 なんといってもゲームの進行に合わせたセットリストと演奏。キーがゲーム内と同じ!そういうのにオタクは喜ぶ。本当にありがとう。ゲーム内キーにより記憶を掻き出されるような感覚、超気持ちよかった……。
 キャラクターの声や環境音、サウンドエフェクトまで再現された演奏。文字通り楽器の可能性は無限大だなあと思う演奏でした。
 し、死んだ!!文脈があって死んでる!!喋ったあああ!!!!攻撃フェーズから回復フェーズに!!!あああジャリジャリした!!!!!死んだ!!!!!!あっイヌ!!!!あっっっサンズ!!!!喋った!!!!!!!!あ!!ハグした!!あ!!!!止まった!!!!
 感情揺さぶられるわ……気持ちいいわ……ここまでされたら酔うわよ……なんやねんもう……最高だよ。

 第1部のタイトルからもう……ゲームの画面が頭に浮かんでくるようでした。ママ……。第2部は特に好きな曲が多かったので終始ソウルがぴょんぴょんしていた……、ため息ばかりでてしまうね。メタトン関連の曲全部好きなので再現度に脱帽してしまった。death by grammarのゲームキー音源でしか得られない栄養素があるんだよなぁ。
 そして一番好きな戦闘曲がyour nightmareなんですけれども、ありがとうとしか言いようがない……。端折られがちな回復フェーズのところまで演奏してくれるなんて……!!あとあのシャカシャカはなんて楽器なんです?知ってる人教えて。
 はぁ……てかそうなのタイトルに引き続きNルートの幕引きのドラムよおおお!!!普通そこまでやってくれるかよ……やってくれたよ……。好き……。好き……………。
 第3部のデートメドレーめっちゃ良かったし……サンズのトロンボーンやってくれたし!もうめちゃくちゃ楽しかったなぁ!さらにアンコールね?!NEO!!!!!!!本当にありがとう(感涙)それにしてもメガロバニアよ。どうしてそんなにかっこいいんだよ悔しいけどやっぱ好きだわ。く、悔しいよーーー!!!メガロバニア好きと思ってしまうのがくるしーーーー!!!!!!サンズのこと好きみたいじゃん、私別にサンズのこと好きじゃねーし!私はサンフリが好きなのであって別にサンズに対してはそんな感情ないんだよ……無いんだよ。はぁちくしょう。いやまあそりゃあ好きか嫌いかで言えば好きですけれど?!アンテのキャラクターみんな好きだもんね!!はぁ……はぁ……。

 それにしてもオリジナルスコアって凄いですね……ものすごいこだわりを感じました。こういう仕事に対する褒め言葉、「ヘ、ヘンタイ!(いい意味で)」しか思い浮かばねえよ……。なんでこれにお金を払わせてくれないんだ……??対価とってくれ本当に。さもなくば本公演を円盤化してください買うので。


 惜しむらくは観客の民度……ですねぇ。開演前、休憩中、ステージ前に列ができててみんな写真を撮っていくのが良く見えました。ダメですよ。基本的に、こういうコンサートの類は会場内は撮影禁止ですよ。常識だと思ってたのですが、大人の人がそういうことをしていたので分からない人は分からないんだなぁと思いました。第1部で1回だけスマホの着信音ありましたし。なんだろう、無料だからそういう人が多かったのかな?とも……憶測ですけど。
 正直なところ、有料化して欲しいのは対価を払うっていう意味合いよりはそういった輩を振るい出すためにして欲しいな、とは思ってしまいました。(嫌な言い方になってしまいました、ごめんなさい。でも変な話無料じゃなかったら来なかったって人、多分居たと思う。)


 そういうこともありましたが、やっぱり演奏の素晴らしさは本当の本当なので、その素晴らしい演奏をした方々に我々も最大の敬意を払うべきだなあと思いました。
 この文章は当日の夜にアーカイブ見ながら書きなぐってるんですけれども。ほぼ衝動と脊髄反射なので……なんかもうめちゃくちゃなこと言ってるかもな。でも寝かせたらなんも書けなくなっちゃうからとりあえずこんなもんですかね。
 このくらいの文章があればあとから思い出す時に芋づる式にもっと色んな気持ちが出てくるので、それはそれとして自分用に取っておこうと思います。

 それではおやすみなさい。

¦)の蛇足

 新刊「¦)」について、執筆中に考えていたことを書いていきます。例に漏れず隙自語です。
 作品のネタバレがあるかもしれません。まだ読んでない方はお気を付けて。

 最初に言わないといけない謝罪がありますね。この度は入稿時に不備原稿を渡してしまいページの隅に白場が出来てしまったこと、謹んでお詫び申し上げます。特にゲストさんには謝っても謝りきれない……読んでくれる人みんな許してくれて本当に……優しくて……𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬……。

5/8追記

とんでもない誤植が見つかってしまいました。差し替えた画像と配布ファイルのリンクがありますのでご入用の方は下記からどうぞ。

http:// https://privatter.net/i/6656202

 それから、この本をお手に取ってくださり、読んでくださった方、本当にありがとうございます。楽しんでいただけましたら幸いです。

 それでは本題、いずれこの本を描こうと決めたのが'21年の11月頃でした。まだ「SPE」も描き上がってないのに……。ただこの時は本当に、いずれは…の話で、まさかこんなに早く形にするとは……。ゲストさんもこの時には既に羊さんに頼もうと思ってました。(実現率をUPするべく貢ぎ物のイラストを投げまくってた。怖いですね。)(実現して本当に良かった。)
 当初は本当に、サンフリのレイプ物・フリスクを虐げ続けるサンズの話ということしか決まっていなかったものでしたので、想定していたラストは全く別のものでした。あと題名も全然違うものを考えていました。まあその辺は表紙裏と裏表紙裏に魚拓…もとい記録をぶちまけておいたのでそこを見れば載ってるのですが。
 描き始めてみると本当になんというか、……なんだ?結構ニッチなモン描いてるな……という感じはありました。読み手的にはどうなんだろう?作業通話で付き合いの長い他ジャンルのネ友にこの本の内容を「……サンズが、うーーー………ん……、サンズが……フリスクの処女膜を破りまくるエロ本……?」と伝えたら「何を……言ってるんだァ……¿¿¿ま〜たニッチなものを描いてるねぇ?!」と言われました。真っ当な反応だと思います。

 前作「SPE」のあとがきで『裸骨なんて二度と描くか』とか書いたと思いますが、今回はその気持ちの表れとしてズボンから出てる膝下の部分と頭と首以外は本当に骨を描きませんでした。それにより驚く程作画ペースは早かったです。骨は描くの大変ということを改めて確認しました。今から次に描くエロ本のことを考えると怖くて仕方がありません。
 骨手の代わりと言ってはなんですが、今回はサンズの手袋はミトンではなく指付きのやつにしました。ミトンはなんて言うか、ミトンという言葉の響きとビジュアルの可愛さから優しさがにじみでてしまうので……。←何を言っているんでしょうか?
 絶対に素手でニンゲンを触りたくなかったんじゃないかな?知らんけど。それから本当はもっとサンズにメタいことや、もっと酷い暴言を吐いてもらう予定だったんですけど、それはそれでまた趣旨が変わってくるのでやめました。サンズはそんな事言わない。
 
 今回の作品、描けば描くほど私の頭の中がドツボにハマってしまって、結局なんかモヤッと終わってしまったのですが、読み手側にはどう受け取られたのでしょう?不安です。
 アンテにハマってしまって10ヶ月弱(描いてる当時は8〜9ヶ月とか)、元々人格が不明なキャラクターに対して自分が抱く感情がなんなのかが分からなくてずっとふわふわしていました。(というか割と今も。)あとがきにも書いた通りなんですけれども、私たちってフリスクのどこが好きなんでしょうね?ただ自分が操作しているからという理由だけで感情移入しちゃうのでしょうか?性別も性格も一人称も分からないのに、フリスクのこと"好き"なんですよ。その答えは本当にどうしてもわかりませんでした。答えを得たい訳でもないんですけれども。でも他人の意見はかなり気になります。
 それから初見プレイ時に、例のレストランのシーンでサンズから「1度も死ななかっただろ?」と言われた時に、何だか凄くムカついたんですよね。なんならG‪√‬でサンズに勝てなかった時よりも抜群に嫌な気持ちになりました。道中の敵はもちろん、トリエル戦で何故か器用に死んだし、ぷんすかマネキン戦で死にまくったし、もちろんアンダイン戦でも死んだし。何を言っているんだこの骨は……?知ったような口ききやがって……。とはいえこの感情は操作キャラクターのものではなく、プレイヤーである私自身の感情なんですけれど。
 ニンゲンちゃんの死と涙を無かったことにするな!といった怒りかな?悲しみかな?がありました。その気持ちの延長線上にあるのがこの作品だと思います、どうやら。分かってはいるんですよ、時間が巻き戻っているから事実が上書きされてしまうのは仕方がないです。つまり、早い話が私の逆恨みですよ。これもひとつのクソデカ感情ですね。

 上記でこの本がこんなに早くできるとはと書きましたが、それにもやっぱりちょっとだけ理由がありました。Twitterやってると色んな人の解釈や考察が流れてきますよね。私は実はそういうのを見るのがあんまり好きじゃない、というか得意じゃないというか、上手く消化するのが不得手なのです。自分の頭の中で考えていた解釈と、新しく得た他の人の意見・解釈・考察をうまく織り交ぜてアップデートするのがものすごく不得手です。そういうのが苦しくてフォローを外してしまった方がいるくらいです。
 今ある自分の頭の中の考えを全て吐き出してしまいたい、他人に自分の中にあるネタを取られないうちに形にしたい、そういった気持ちを持ちながら私は漫画を描いています。正しく「¦)」はそれによる産物と言えるもので、例えばこの1冊においては地下の食べ物とその効能のこと、原作のシーンの節々におけるフリスクの気持ち、リセット・記憶や記録の蓄積、笑顔のこと……思いつくだけでこれくらい詰め込んだつもりです。(だから描いてて意味わかんなくなるんだよな、それはそう。)

 この中からひとつ抜粋するなら、じゃあ笑顔について。以前Twitterで見かけた解釈・考察でサンズは左口角を上げて笑っている=作り笑いをしている、というものがありました。これについては考えたことも無いことだったので、割とストンと腑に落ちました。じゃあフリスク(ニンゲンちゃん)は?と思った時、不殺ルートで審判を受けた時に言われた「バトルから逃げる時でさえいつも笑顔だった」に私は本気で「えっ、そうなの?」と驚いたことを覚えています。ひねくれ者の私はサンズの言ったことを鵜呑みにしたくなかったので、それってサンズの気の所為なんじゃない?という気持ちを持って考えました。例えば、じゃあ、笑い声と喘ぎ声と泣き声って似てませんか?泣きそうな時に表情筋が引き攣ると、少し笑っているように見えませんか?よし、これだな!そんな感じで無理やり落とし込んでみました。それだけでは物足りないので、じゃあこの時空においてのフリスクはサンズの笑顔を真似してることにしよう!やられたらやり返す、鏡合わせだ!そんなこんなで右口角を上げて笑う「¦)」のフリスクガールが爆誕しましたとさ。
 裏表紙の裏に笑った時に右口角が上がることの心理について、下記のメモ書きを載せました。
・相手を見下している
・もうすぐ好きな人と両思いになれると思っている
・人懐っこい
・好きな人にちょっと意地悪をしたい
・単純に嬉しい
……らしいです。「¦)」のフリスクの笑顔にはどんな意味があると思いますか?あくまでも目安・諸説ありなので、描いてる私自身も細かく決めている訳ではありませんけれども。もし良かったら奥付に載ってるQRコードからご感想・ご意見お聞かせいただけると嬉しいです。

 そう言えば今回の作品で、サンフリのエロ漫画累計100P突破してました。エロシーンだけ見ればまだ全然100Pには及びませんが、案外描けるもんだなと驚いています。(クオリティはどうあれ)まだまだ描きたいエロ本はあるので、どんどんステップアップしていきたいですね。
 今回の反省点としてはやっぱりコマ一つ一つに何でもかんでもギチギチ詰め込みすぎなんですわ。もっと余白の美を知りたい。意識したものの持ち前の貧乏性・もったいない精神が発動してしまい清書時にまためちゃくちゃ苦しんでしまいました。つまるところが漫画を描くの下手くそーー!!!!ということです。緩急無くて読みにくくて申し訳ないです。

おまけ・裏表紙の裏に載せた作業用BGMが読みにくかったので

鏡/谷山浩子

私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女

smile:)/ドーリィドルチ

chicken race/04 Limited Sazabys

discord/04 Limited Sazabys

spider love/雫シークレットマインド

壊して/植田真梨恵

ワンルームシュガーライフ/ナナヲアカリ

 そういうことですので、今回はこの辺でお開きにしたいと思います。ありがとうございました。

3次創作怖えぇ〜!マン

(題名はドギーマンサウンドロゴのリズムで読んでくれ!)


 3次創作が盛んなジャンルに来てしまった!やっべっぞ!という気持ちが日々加速しております私でございます。皆さん楽しそうで羨ましいです。

 付き合い長いフォロワーはお察しの通り私、3次創作というものがちょっとばかし苦手でして。今回はそう言うブログです。

 単に自分の頭の中を整理整頓したいという目的で文章に残すだけなので、元も子もないこと言うとただの隙自語なので。

 別に3次創作そのものや楽しんでる人たちを否定したり水を指したりとかの目的とかは一切ありません。でも読む人によってはマイナスな気持ちになってしまうかもしれないです。

 つまり、自衛してね!!!!!!!!!

 苦手と申しますが私自身 派生とかIFとかそういう物に一切触れてこなかった訳ではなく。むしろバリバリに楽しみまくってた頃がありまて。

 ぷよぷよとしょばろ……ですかねぇ……。見る専で楽しんでたのはゆめにっきもそう。
 楽しいよね、派生。

 ぷよではぷよキャラを元にした派生キャラクター 通称オリぷよを、しょばろでは原作世界に自分オリジナルのキャラクターを登場させて楽しむ 通称オリミュモを作って遊んでました。専用垢も持ってたしなんなら「オリ○○wiki」みたいなのにも登録してた。そのwikiがまだ残ってたら多分私のキャラのページも丸々残ってる。そう考えたら今にも吐きそう。

 別にそういう創作を楽しむのは全然いいと思う。楽しいし!(2回目)
 ただ、手放しにそういった創作を楽しめなくなってしまった瞬間があって。今いるジャンルで派生充してる人を見るとその事を思い出してちょっとなんかモニョモニョなってしまうナ。共感性羞恥カナ。
 という訳でそのエピソードです。

 先述の通り、私は過去に2つのジャンルで派生・IF・オリ創作を楽しんでました。

 オリぷよの時はフォロワーがキャラ作って交流していたのをきっかけに私もその沼に足を踏み入れることになり。創作垢と銘打った鍵垢でどっぷり、期間はあんまり覚えてないけど半年〜1年弱ほどほぼその垢に入り浸るほど執心してました。推しキャラの派生をいっぱい生み出しました。自宅話、うちよそ話、よその子話問わずめちゃくちゃ漫画描いてた。すごかった。

 覚えてるだけで10キャラ以上自宅派生っ子が居て、交流してたフォロワーさん含めると20だか30キャラ以上の派生っ子が居て。身内産の推しの派生キャラだけ集めても12人いたな。怖い。

 ある時ふと我に返る瞬間がありました。多分推しキャラ(本家)の誕生日がもうすぐで、推しの誕生日絵を描いてた時。自分が推しを推しらしく描けなくなってることに気がついちゃったんですね。

 あれ、推し、こんなんじゃないよな。って。

 お察しかと思いますけどその頃派生推しばっか描いてた為、手癖酷いわ、本家と派生はそりゃ見た目も違うわ、性格も違うわ。急に怖くなっちゃったんですよね。

 私って推しのどういう所が好きなんだっけ?

 そう思ったら急に自分の"推しに対する好き"の気持ちに自信がなくなってしまいました。なんか、推しの見た目だけ好きみたいじゃん、推しの身体目当てかよ。って。

 とは言え急に創作自体を辞めてしまうのは創った子達に対して無責任な気がして、最終的に作者の分身(=俺)が自宅派生っ子を皆殺しにして自分も自殺するみたいな漫画を描いて終わりにしました。(こういうのを高二病と言うよ!)

 まあでも結局その時交流してたフォロワーにめちゃくちゃ心配されたり引き止められてその後もちょっとだけ描いたりしたけど。(終わりちゃうやんけ!)

 その1年後くらいにしょばろにハマって、それからオリミュモの文化に足を踏み入れました。

 最初はなんかハッシュタグでフォロワーからイメージ貰って自分をミューモン化するみたいなやつと、それと同時期に作成された自分がミューモンだったらどんな見た目?みたいな感じの診断メーカーが発端だった気がする。私は後者で作りました。

 初めのうちは単にハリボテだけで自分の分身、フォロワーの分身って感じだったのが、徐々にオリミュモ文化が拡大して自分ちのバンド!!!!(ドーン!!!)みたいな感じになっていきました……。界隈自体が……。

 一応創作の類なのでみんな垢分ける。鍵かける。

 おい、○○さんと××さん、最近見ないがどこ行った……?


 原作そっちのけで派生にドハマリして失踪(便宜上)するフォロワー多数\(^o^)/

 最初のうちは鍵無しで交流イベント(企画?)なんかも色々流れてきてたなぁ。私はちょびっとだけ参加したけれども周りの熱量と創作スピードについていけなくて早々にドロップアウトしました。

 ついでにオリミュモ文化がでかくなりすぎて原作の要素ガン無視した創作をする人が少なからず出てくる。原作好きな人達の間では「それしょばろの世界観必要ある?」「1次創作でやれ」みたいな批判が出てくる。
「最近あの人ずっとオリミュモの方に居るね…」「貴重な○○×△△描く人だったのにね…」
 なんて言うかジェネリック地獄みたいだった。

 熱心な原作ファンの中にはそういった理由でオリミュモのアンチになってしまう人、確かに居たかなぁ……。そんでフォロワーとフォロワーの板挟みになってしまう人とかも居たな……。

 この2つのエピソードどっちも高校時代の話です。若かった。

 でまあ、今いるジャンル……アンテなんですけど……。派生作品ありすぎだろなんじゃこりゃ!!まあでもそりゃあるよなぁ!!無い方がおかしいわね!!!という気持ちでちょっと震えてます。

 キャラクターの見た目とか性格が変わりすぎてなければ全然そういうの好きなんですよ。キャラクターの立ち位置だけ入れ替えたIFとかギャグ時空化とかなら普通に見れる。(だからpants好きだしstory shiftは見れた。)

 ただキャラクターの見た目だけ借りて中身全く別物みたいなの見るとちょっと不安になってくる。過去の体験を振り返ったり重ねてしまって……。
 そういった派生キャラに執心してる人を見た時も。はは。
(今日も気になってるAUwiki見て、このAUのこのキャラは○○の守護者、この○○はAUの○○の中でも最強格、とかそういう文章見てお腹の辺りがゾワゾワした。)

 なので有名なやつで存在知ってても手を出すのを躊躇しているやつは結構チラホラ……。
 共感性羞恥でウワワワワとなることに対する恐怖半分と、下手に手を出してドハマリして昔の二の舞踏んだらどうしようという懸念半分くらいですけども。

 正直なところAU楽しんでる人たち楽しそうで羨ましーーーー!!!!私もフォロワーの話に混ざりてーーーーー!!!!ではある。

 原作キャラクター見失わないように、バイアス掛けまくらないようにって心がければ適度に楽しめはするんだろうなぁ。でも実際そういう冷静な態度で楽しむのって結構難しいよね。
 てか派生とかじゃなくても二次創作摂取しすぎて二次創作特有のバイアスかけまくっちゃってキャラクター像見失うとか往々にしてある訳で。

 一応自分で自衛はしてるけれども、なんか空気感とかに耐えられなくなったらある日突然ブロ解とかしてしまうかもしれん……でもそれはまあTwitterてそういうものなのサ。という気持ちであんまり気にしちゃダメっス。

 なんか思ってたこと8割くらい書いてちょっとすっきりした。このブログはなんか、アレだなと思ったら急に消しちゃうかも。
 願わくばフォロワー達の派生楽しみタイムが常にプラスな感情で埋め尽くされておりますように!です!かしこ。

 

p.s.こんな私でも履修可能そうなAUあったら教えて。

 

 

追記 2022/08/15

クマちゃん\(^o^)/

防護服検討

 大学2年の5月、当時学生生活の中で一番仲が良かった子に急に無視されるようになった。その空気感がグループ内の他の子にも徐々に感染していき、グループの中で孤立した時、私は学校に行くことが出来なくなった。

 大学の教員たちのすすめで実家に戻り、精神科に通院するようになった。「適応障害」と診断され、結果的に大学を1年休学した。

 1年後に社会復帰した時に私の前に立ちはだかった壁があった。

 大学1年生の頃の私を知っている人間のいる場所に帰る時、他人からの視線がとても怖く感じたのだ。

 今でこそ8割型克服できてきてはいる。2割はそのままだけど。

 私は真面目なので当時はその問題を解決するべくあの手この手で問題を克服しようと頑張った。その克服方法を覚え書き程度に残しておこうと思う。

まず、そもそも私が抱えた問題とはとどのつまりなんぞや?ということを簡潔に書くと……

・知人、他人に関わらず人からの視線がこわい
 →大学に近ければ近いほどこわい
  なんなら全然知らない高校生とか小学生も
  言うまでもないが 知人>他人 でこわい

・顔を突き合わせることに限らず、姿を見られ
 ること自体がこわい
 →ただ外を歩いてるだけで周りにいる人から
  見られているのでは?という不安を感じる

・上記により冷や汗、動悸、息切れがする
 →これ意外と困る

(・自分の好きな服が着れなくなった)
( →人に笑われたりバカにされたりという)
(  被害妄想によるもの、困る)


 この3点が主な問題である。

これらを解決するにあたって実践したこと

①下を向いて歩く
 まず最初にこれをしました。しましたが、普通に危ない。最悪 人や電柱や壁などにぶつかる。やめた方がいい。

②ツバ付きの帽子をかぶる
 割と良かった。私はキャップ帽を2〜3個ほど買ってその時の服に合わせて被ってた。
 ①との合わせ技でツバで目元を隠してれば結構誤魔化せる。自分の認識を。
 但し生地と時期によっては暑くて頭が蒸れるので結構バリエーション買わないと厳しい点もある。

③マスクをつける
 これは②との合わせ技で最強になれる。単体だと大した効果なし。
 結局は自分の視覚に左右されるもんだなぁと思った。
 あと夏場暑い。今でこそ夏でもマスクしてるけど、正直なところつけたくないもんな。

☆お気づきだろうか!①〜③全部まとめて実践すると立派な不審者のできあがり!

上着を羽織る
 姿を見られたくないって言うのは、まあ肌を見られたくないというのも少し入ってたのかなと思う。ちょっとだけ心が楽になった。
 なんなら夏でも薄手の長袖パーカーを羽織っている。「紫外線対策なんです〜」とか「肌弱くてあんまり露出したくないんです〜」とか言えば意外とみんな納得する。チョロ。(建前だけど嘘ではないからセーフ!)

⑤メガネを外す
 これは「自分が周りを認識したくない時」の対応。ド近眼なのでメガネ外すとマジで誰が誰だかわからん。遠くに苦手な人が見えた時とかに有効な手段。(個人の感想です)
 一応当時から担当してくれてるカウンセラーさんの提案で試してみたらなかなか使えた。
 やはり視覚が・・・。

⑥日傘をさす
 夏はこれが一番いいと思う。涼しいし。日傘さしてる人多いから不審じゃない。めっちゃいい。

〇サングラスをかける
 やったことないけど多分有効なんだろうなぁという予想。そのために買おうと思ってるところまでは来てる。でもちゃんとしたグラサン買おうと思うと高いんだよ。

 凡そこんな感じです。件の問題から5年以上経った今はと言うと、まだ昔の事考えると不調を起こすことはあるものの、誰彼構わず怖いと言ったことは無くなってきた。どうにかこうにか。
 とは言え上記に挙げたことだけではなく、精神科への通院と常服薬による治療、それから学生カウンセラーさんからの支援とカウンセリングもあっての事なので、これだけでどうにかなったという訳では無いこともご理解頂きたい。

 まあ、似たようなことで困っているどこかの誰かの目に留まって、ちょっとだけ役に立てたらいいなぁと思う。
 そんな訳でこの話はここで〆ます。

全力じゃなきゃ見逃しちゃう!

☆映画「魔女見習いを探して」の感想ブログです。映画内容のネタバレはあんまりしないように気をつけてるけど敏感な人は自衛してね。私はハナちゃんが好きです。

 

 まず端的に、成人女性3人のお話として普通に完成度高いし、ちゃんとおジャ魔女の要素詰まってるし、めっちゃ面白かったです!パンフのインタビュー全部読もうって思えてちゃんと全部読んだ数少ない映画作品の内の1つになりました。(怠惰)

 ストーリーとしてはおジャ魔女オタクの女3人がひょんなきっかけかで出会って友達になり、友情とおジャ魔女愛を深めながらそれぞれが抱える現実問題と向き合うヒューマンストーリーって感じです。つまり舞台は「おジャ魔女どれみ」本編(2次元)の世界とは別の現実(3次元)の世界ってことですね。ちなみに百合として見ることも不可能ではないぞ。個人的にはミレとレイカの関係性にめちゃ萌えた。

 色んなところにおジャ魔女本編の小ネタがあってめちゃくちゃワクワクしたし胸がいっぱいになりました。気持ち的にはプリキュアオールスターズメモリーズ見た時とほぼ同じ感じ。プリキュアの時ほどは泣かなかったけど。だからブログも序盤だけど先にこれだけ書かせてください。

〇この映画おジャ魔女本編履修してた方が絶対楽しめる!!!

〇とりあえず無印だけでも全話見てから行った方が良い!!!

〇あと普通に作中でおジャ魔女ドッカーン(最終作)の1番大事なネタバレするから気をつけてね!!!(15年前の作品だからネタバレもクソも無いが)

 小ネタがね、巧妙なんだよね。冒頭なんか無印第1話だしね。キャラの名前のこととかね。作中でメイン3人が話してるおジャ魔女トークにわかる〜〜!ってなるのも楽しかった。ちなみに私はアニメーションは本編・映画・OVA全部履修してから見に行きました。小説は読んでないけど。


 次にキャストさんの演技について。私は事前にキャストについて全く調べずに見に行ったんですけど、あんまり違和感を感じなかった後にメインキャラのキャストがほぼ女優さんとか俳優さんとかでびっくりした。見てた時石田彰以外わかんなかったし。

 ソラ役の森川葵さんの演技は、おジャ魔女本編のはづきちゃんっぽいなと思いました。割とおっとりしたキャラだしキャストさんも声高めに出てたみたいだし、意識して寄せたのかな?

 レイカ役の百田夏菜子さんの演技は、おジャ魔女本編のどれみっぽさを終始感じてた。キャラの立ち位置的には方言バリバリのあいこ枠なんだけど、明るいキャラがどれみに通づるところがあるのかな。

 ミレ役の松井玲奈さんは特に誰っぽいとは思わなかったけど、キャラ自体に原作キャラの要素が割と多くてキャラ自体に引き込まれる感じがしたかな。作中でも言われてたけどおんぷとももこ足して割ったような。(個人的にはあいこちゃんっぽさも感じた。)すっごい努力家だけどハッキリしすぎて逆に不器用な人なんだよね。メインキャラ内で最年長なのに可愛いね。

 矢部くんは石田彰が声を当ててるので胡散臭いなと思いました。

 ちょいちょい出てくるモブに本編のメインキャストさん達が声を当ててるので、そういうのに気がついた時のドキワクも凄い。おジャ魔女はココにいるって感じ。


 あとは記念作品の注目ポイントと言えばBGMも欠かせませんね。おジャ魔女本編のBGMももちろん使われてます。パンフには全部取り直したって書いてありました。多分聴き比べたら違うんだと思う。こ、このBGMは〜〜〜!となる瞬間が多すぎて困るんだよな。あと挿入歌が卑怯すぎる。そんなん泣くって。


 もっと色々描きたかったんだけど1回見ただけでは限界があるな。時間とお金に余裕があったらもう1回見たいわね。
 パンフに「魔女見習いを探して」が売れたらまたおジャ魔女のアニメ作るかもしれないって書いてたので、是非売れて欲しいものですね。おジャ魔女本編の番外編でもいいし今作のキャラクターのその後的なお話も見たいなと思うのでした。

開設から半年らしい

 なんかはてブロから今日でこのブログが開設してから半年経ったというメールが来ました。

 そんなに頻繁に更新していませんが、今後も適当に今朝見た夢の話やら、自分語りやら、どうでもよすぎる事を書いていけたらいいですね。

 もっと身になる話がしたい。

 

 最近は睡眠の取り方が雑すぎて、見た夢のことも目が覚めた瞬間忘れていっているのですが、このところは友人と楽しげにしている夢ばかり見ている。目が覚めると少しだけ切ない。

 

 これから寿司を食べに行きます。

 

花で救われたいと思っているのは遺された人間だ

 大学1年の冬、サークルの先輩が死んだ。年明けで最初の活動日、連絡があるからと現役生全員と卒業生が数名招集され、事故死だと説明された。それを聞いて、(あ……先輩、自殺しちゃったんだ。)と、思った。

 授業の都合で1人遅れて体育館に入ってきた私は、皆が輪になって座り込んでいるのを見ながら、「遅れてすみません」と陳謝しながら小走りでそこへと向かう。同期のあのコ(前記事・飴玉の呪い参照)が「今日はもう帰ります」と、輪から抜けて出口へと歩いていった。私は物々しい雰囲気に首を傾げた。荷物を隅の方に置こうとした時、部長が輪から抜けて私に話しかけた。

「あのね、落ち着いて聞いてね。」

 この時、私は荷物を置いたんだっけ。もう忘れてしまった。でも多分、背負っていたリュックを下ろしながら部長の言うことに相槌をうった。

「最近、○○がTwitterもLINEも全然してないでしょ。」
「ああ、はい。……何かあったんですか?」
「……○○が、亡くなりました。」

 冬の体育館の、冷たい空気が、ビシッと凍って、そのまま無くなってしまったように思えた。冷静ぶった頭が、先輩の死因を一瞬で思い浮かべ、疑問と、納得と、困惑と、怒りがいっぺんに押し寄せたみたいだった。

「え、どうして……?死因は?」
「事故だったと、顧問から……。」

 あ、これは多分嘘だ。先輩が死んだのは多分嘘じゃなくて、事故死っていうのが嘘だ。
 ばらばらと涙が溢れて落ちていき、冷たかった頬を暖かく撫でていった。それは悲しみのためなのか、驚きのためなのか、それともすんなりと先輩が死んでしまったということに納得してしまった自分に対する軽蔑なのか。わからない。

「あの、今日はもう帰ります。」 

 脱ぎかけたジャンパーのチャックを上げ、下ろした荷物を背負い直して、私はトンボ帰りをするように1人で体育館を出て行った。その日は夕飯を食べることが出来なかった。

 先輩は可愛くて世話焼きで、それでいて不安定な人だった。それなりに荒れていた経験を持っていて、過去の武勇伝をよく聞いたものだった。可愛いところ以外は私と通ずるところが多くあったので、私は勝手に先輩を同族として見ていた。
 先輩とは、お互いに自殺観について話し合ったり、リスカ跡を見せ合ったり、気に入らない奴の陰口を言い合ったりした。もちろん普通にサークル内外で遊んだりもした。良くも悪くも「先輩っぽさ」がない先輩で、まるで同学年の友人のように思えた。

 先輩が死ぬ数日前のある時、先輩はあまりにも悪い顔色でサークルへ来た。マスクをし、ハイネックの服にさらにストールを巻いていた。そしてサークルの集まりが終わると、具合が悪いからと足早に帰っていった。
 先輩は多分、首吊り自殺に失敗したんだろう。私がそれに気がついたのは先輩が死んだ後、あのコと飯屋で先輩の死について話していた時にそう言われてからだった。ということはつまり、その時にはもう先輩は死のうとしていたんだ。

 ついでに言うと、先輩が死んだ日、先輩が住んでいた町では事故なんてなかった。先輩と同じ町に住むあのコが調べた情報曰く。

 先輩が死んだ日の先輩のTwitterのつぶやきは、おはようの挨拶と、正月明けについてのちょっとした話題だった。そのおはようの挨拶に、私含めて誰も反応は示していなかった。

 先輩の死を知らされたその日、家に帰った私は一心不乱に手紙を書いた。便箋を、たしか5枚くらい。どうしたらいいのか分からず、ただただひたすらに死んでしまった先輩へ、思っていることを思いつくままに書きなぐった。色々と書いたが、結局行き着くところは、なぜ死んでしまったのという問いと、1人で勝手に逝ってしまうなんてずるいという怒りだった。
 私は、先輩の自殺の理由や原因に、私自身も少しは絡んでいるのではないかと思った。今でも思っている。それを人に話すと誰もが「それは違う、だって仲良かったじゃん。」と言うんだ。違うよ、そっちが違うんだよ。

 確かに私たちは仲が良い方だったと思う。それは認めるし、裏付けるだけの思い出がある。ただ、最後に先輩と交わした会話が、部の役職の仕事の予定日をずらせないかという談義で、私の勝手な都合で無理を言って、私だけその予定から外してもらったのだ。

 誰も、「お前が悪いよ。」と面と向かって言ってくれた関係者は、居なかったな。そりゃまぁ、私が相手の立場だったら言えないけれど。言って欲しいのかと言われると、正直なところ分からない。けれど、多分別の人に言われてもだめなんだ。先輩本人に言われなくては、納得できないし、そうですかとはならないな。

 結局、私は次年度の夏にサークルを辞めてしまったので、先輩の墓参りなどに行くことは無かった。元メンバー達も行けたのかも分からない。私に悪意を向けたあのコも、少なからず私と同じことを思っていたのではなかろうか。そうだとしたら……、あのコが私にした事を正当化したくはないけれど、やっぱり私が悪いのだろうな。

 後になって思い返せば、先輩はきっと色々な場面でSOSのシグナルを発信していたんだろう。顔と首を隠してサークルに来た時に、そのことについて深く追求していれば。先輩が死んだ日の朝、おはようと一言リプライを送っていたら。防げたかもしれないなどと、無駄なことを考えてしまう。

 まだ若いのにもったいない、人生これからという時に残念だ、一緒にしようと約束したことをまだ叶えていないのに薄情だ。そう思ってしまうのは残された者の利己的な考えなのだろうか。故人からしたらそうなのかもしれない。

 そもそも自殺すること自体を悪としてしまう考え方もそうだ。望んで自殺した人にとっては余計なお世話なのかもしれない。体が本能的に生きようとするとか、それは精神とはまた別のことだろうし。

 花を手向けようが、天に祈ろうが、救われるのは残された側だけで、故人には何にもならない。だって死んでいるんだから。残された人が故人へすることはいつだって勝手なことだと気がついたのはごく最近のことだ。故人が何を考えて死んでいったのか思いをめぐらすことも、故人から貰ったものを形見として持つことも、それを手放せないことも、残された側が勝手にそうしているだけなのだ。このブログもただただ勝手な独り言に過ぎない。

 生きている人間はどうしてこんなに傲慢なのだろう。

 断捨離中、先輩へ宛てた手紙を見つけた。数年間どうすることも出来ずに部屋の隅においやったそれを、中身を開かずに燃えるゴミとして捨てた。


 私が自殺した後、近しい人達が無駄な時間を過ごさないように。せめて自分がどのような心境で自殺を決行したのかを記した遺書くらいは残そうと思っている。